明日は、石徹白にある白山中居(ちゅうきょ)神社の秋の例祭です。前日の今日は、そのお祭りで奉納する「ゲド」をつくりに石徹白の神社の近くに住むおばあちゃんの家を訪ねました。このゲドづくりには、石徹白に来てから1度をのぞき毎年きているので、恒例行事となってきました。今年は、ご近所仲間も一緒です。

 

 

ゲドは、新米をすって米粉にしたものを、お湯で練ってつくられるお団子です。繭のかたちに整えて、朴葉で包み、わら束の中に入れて完成です。つくる本数は、境内にいる神様の数。7本になります。

 

 

この作り方だけ聞くと簡単そうですが、もちろん新米は自分の田んぼでつくったもの。わらを手に入れるために、手刈りをしています(もちろん、一部だけですけどね)。そんな手間暇をかけて、ここの人たちは祭りに備えるのです。手間暇といっても、それは恵みをいただけた証、でもあるのですが。

 

 

さて、出来上がったゲドたちを早速神社に持っていきます。葉っぱが色づき始めた秋の境内は、とびきりの美しさです。今日みたいに、雨が降ればなおさら。カラフルなレインコートを羽織った子どもたちも、いつも以上に元気、元気!

 

 

こうして集まることでつくり方を習得することはもちろんですが、1年を振り返りながらみんなで談笑できる。これが、醍醐味だったりします。年々、ゲドをつくる人が少なくなっていますが、地道に、楽しみながら、この風習をつないでいけたらと思います。

 

奉納した後のゲドはどうなるの?それにもまた、ストーリーが。次回の記事に続きます。